| 大分5号地開放の呼び掛け |
大分5号地は、大分駅からも近く、車や自転車での進入も容易なことから、大勢の釣り人の憩いの場とされて来ました。それが封鎖されたことにより、業界はもとより、大分市民にとっても衝撃的な出来事だったと記憶しています。そこで、大分県支部としても、会員の皆様へ一致団結した意志統一を図るとともに、大分県にむけても開放の要望書なども提出させて頂く動きをしていました。しかし、この時点ではまだ大分県も本腰を上げて貰えなかったようです。
そんな運動をしている最中に、釣り人レベルで運動に参加したいといったクラブが現れました。大分5号地を憩いの場として毎日集まってできたクラブ方々です。特に年金受給者が多かったため、大分5号地を親しみを込めて「年金広場」と呼び、我々の運動にも共鳴して頂きました。また、大分県議会議員安部せいゆうさんにもその運動に参加して頂き、業界だけでなく、市民レベルでも開放を訴えていく形となったのです。
去る2月17日、大分県港湾経営室へ、大分県支部、釣りクラブ等の連盟で、大分県議会議員の方を介して開放の要望書を提出。これにより大分県も、「一時的な開放をして、大分市民の方々がどのように考えていらっしゃるかアンケート調査をしよう」と重い腰を上げて頂きました。
5月 ゴールデンウィークの開放にあたって…
大分5号地の一時的な開放が決定してからは、大分県と支部で再三の協議を重ねて参りました。中でも、安全対策、保安上の警備などについては大分県遊漁船業協同組合と大分海上保安部と連携を図り、万全の対応がとれるように準備。また全長370mにも及ぶ大分5号地岸壁だけに、ピークには1,000人以上の釣り人が竿出しする可能性もあるため、警備員として常時5人は必要と判断し、釣りクラブや会員の皆様に協力して頂き、開放当日を迎えることが出来ました。
5月3〜7日、合計5日間の開放には、延べ人数3,000人以上が「大分5号地」を訪れ、2年振りに開放された同地域での魚釣りを楽しみました。同時に大分県でアンケート調査が行われ、非常に市民としても自然に触れる場所を求めていることが分かりました。
7月 海の日の開放にあたって…

5月のゴールデンウィークの開放が大成功に終わり、アンケート調査の結果、大分県としても機会があれば積極的に開放していきたいといった意向になったように記憶しています。それを受けて、7月の海の日にちなんで、再度大分5号地を開放して頂きました。
当日は前回と同様の警備体勢を取り、大分県遊漁船業協同組合の「船釣り体験」や大分海上保安部の「海上安全講習会」なども行われました。ゴールデンィクーク時に負けないような釣り人に来て頂き、身近に触れ合える場所がある大切さを再度確認したように思います。
10月 第2回 おおいたフィッシングフェスタ

5月、7月に開放できた大分5号地。今度は大分県支部として行っている「おおいたフィッシングフェスタ」と同地域で開催させてもらおうとなり、大分県に要望しました。前回の開放時に問題らしい問題もなかったため、「より市民に開放する機会が多い方がいい」との判断により、ほぼ問題なく開放して頂ける運びとなりました。
ところが、台風16、17号の影響で、外国船の係留日程が伸び、前日の夕方に開放できないといった通達がありました。釣り大会を企画していましたので、出来れば開放して頂きたかったのですが、無理に開放して問題が発生した場合などを考えると慎重に構えた方がいいとの判断により開放を諦め、開放されなかった時の予備地として考えていた住吉港で「第2回おおいたフィッシングフェスタ」を開催しました。
当日はまだ台風の影響も残っており、竿出しできる日和ではありませんでしたが、それでも参加者50名が集まり、楽しい小物釣りをしました。検量中には、昨年も行って大好評だった「料理教室」も開講し、釣り上げた魚の試食をして頂きました。天候の影響か、釣果も奮わなかったように感じましたが、それでも有意義な一日が楽しめたのではと考えております。
今後の動き…
大分5号地を開放して頂いたことにより、大分県へ市民の声を届けるパイプ役に大分県支部がなれているものと考えます。この立場を活かしながら、来年度も2〜3回の開放、そして、大分5号地の代替地として「釣り公園」設置の運動も盛り上げていきたいと考えます。
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